バリスタ体験談① ローカルジョブを2つもゲットした理由
Interview: Kotomi Sugiyama
2017年6月から2ヶ月間、講師Midoriの運営するSouth of Japan Coffee Classのバリスタレッスンに通い、晴れてバリスタのローカルジョブを2つもゲットしたことみさん!
その経緯とは??? 😊😊
今回彼女に、South of Japan Coffee ClassのMidoriがインタビューを行いました。
Q1. メルボルンに来たきっかけは何ですか?
A. 元々日本で、サービス業として飲料系にも携わっていて独学で珈琲についても勉強をしたことがありました。
その頃から興味があり、メルボルンはコーヒーで有名ということもあり留学を決めました。
Q.2 South of Japan Coffee Classで珈琲を習おうと決めた理由は何ですか?
A. 当初は、語学学校がやっているよくあるバリスタコースで学ぼうかと思っていたのですが、それを辞めSNSで見つけたSouth of Japanにお願いすることにしました。
せっかくメルボルンに来たならカフェで働きたいなと思ったのがきっかけです。
私の英語力が足りず、英語力を伸ばす方に時間をかけた方がいいと判断したのと、学校のコースは実習よりも座学の時間が多い、ということから自分にはSouth of Japan Coffee Classの方が合っているかなと思いました。
Q.3 今働いている職場はどんなところですか?
A. ビクトリア州が運営するNorth MelbourneにあるFootball centerの中にあるカフェスペースでバリスタをしてます。二つ仕事が決まったのですが結局、一つの仕事に絞ってフルタイムで働くことにしました。
コーヒーカートのような感じで、一人でそこを任されてます。
ひとりで売って、ひとりで作るという仕事で責任もありますが、お客さんと直接話せたりと自分のコーヒーがどうだったかがダイレクトに感じれるいい環境だと思っています。
Football centerの中にあるので、外から買いに来るお客さんの他にも、プロのフットボール選手やコーチ、そこで働いている人達にもコーヒーを作っています。
新しいお客さんというよりは、毎日来るお客さんだからこそのやり甲斐もあります。
Q.4 珈琲クラスを受けた感想は?
A. 実際に受けてみると、マンツーマンなので自分で整理がつくまで自分のペースで取り組めたりととても効率的に進めてくれました。それも、一番最初にしてくれたカウンセリングを元に私の伸ばしたい内容でコースを組んでくれたおかげです。
またとてもユーモア溢れる表現や教え方で緊張せず、リラックスしながら楽しく学べたのも私にとっては大きいです。
もっと知りたい、上手くなりたいという興味や向上心は好きな事に対して素直に出るものなので、私にはぴったりの場所でした。
おかげで私は、その後ローカルの仕事も見つけ、念願のワーホリ生活を送っています。
Q.5 学んでいく上で感じたことはありますか?
A. コーヒー文化としてはメルボルンと比べると10年遅れている日本。
コーヒーがこんなにも繊細なものだと知りませんでした。
感覚やその時感じたことを積み重ねて体に染み込ませることがどれだけ大切かということ。
Midoriさんによく教わっていたことですが、「質のいい練習が大事。」本当にその通りだと思いました。
Q.6 メルボルンでバリスタを目指している皆さんにアドバイスはありますか?
A. バリスタになりたくて、メルボルンに来る人はたくさんいるかと思います。
でも、自分で判断しないといけないことも多く、情報に惑わされたりすることもあるかと思います。
でも私が思う一番大切なことは、「コーヒーを好きな気持ちで学んでほしい。」ということです。
もしバリスタとして、カフェで働きたいのなら一番大切なことは、美味しいコーヒーが作れるか。
仕事探しの際に、レジュメを持って行きますがどこも、「じゃあコーヒー作ってみて!」と言われます。
その力を身に付けたいのであれば、「実習が一番!」と私は思っています。
あとは、いつでも自信を持って笑っていればなんとかなるかと!
せっかくの留学という時間なので、是非有意義な時間にしてください!
コーヒークラスでのことみさんの印象は・・・
すごく熱心で、好奇心旺盛でスポンジのようにアドバイスを吸収してくれました。クラスの回数を重ねる度に目に見えて技術の向上が見て取れました。
彼女を見てて、私も意欲や積極性は仕事を見つける時にも不可欠なものだと改めて感じました。
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店舗情報
Cafe : Cafe Trutrack
204-206 Arden St, North Melbourne VIC 3051 Australia
Barista:Kotomi Sugiyama
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本スクールのご案内
本スクールは、オーストラリアのカフェで4年経験がある現役バリスタが体験談を踏まえて教えるコーヒースクールです。基本、1日完結のマンツーマンと少人数クラスの二つを設けております。コースをご希望の方はご予約の際に一言添えて下さい。
バリスタを目指している方、スキルアップしたい方、自宅で美味しいコーヒーを淹れたい方々のサポートを全力でしていきます。
ご予約、日程確認はこちらから。
カフェバリスタクラスレポート
メルボルンでバリスタとして働きたいみなさんへお贈りします。
たった9回のレッスンで2つも仕事をゲットした理由。 ローカルジョブに繋がる7つの特訓。 本番さながらのレッスンはここが違う!
今回は私の開校している珈琲クラスの風景をご紹介します。これを読んでどんな感じのクラスを行なっているのかイメージする材料になればと思います。バリスタになりたいみんなに可能性があります!
この日は、6月から毎週私の自宅マンツーマンクラスに通ってくれてる生徒さん、ことみさんの9回目の珈琲クラスでした。
その珈琲クラスの和気藹々とした雰囲気そして、真剣なクラスをここでお届けしていきます😊
彼女はローカルカフェでバリスタとして働く目標があり、8回の自宅マンツーマンクラスを終えたところで、このカフェクラスを行いました。
このカフェで実際に使っている伝票を使って、トライアルに向けての本番に近いシュミレーションを行いました。
伝票を数枚並べ、実際のカフェを想定してのシュミレーションです。
タイマーを使い、決められた時間で目の前に並べられた伝票分のコーヒーを作る練習をしました。
カプチーノ、ラテ、フラットホワイトからロングマキアート、ベイビーチーノ、ホットチョコレートまで、様々な種類のドリンク作成をしていきます。練習の成果もあり、難なくこなせてます。
それから6つのラテを同じクオリティーで作る練習です。同じ量のフォーム(泡)が毎回作れるようになる為のトレーニングです。
これが意外と結構難しいんです!大きめのジャグを使って二杯一気にスチームする方法もあります。
スチームをしたミルクの温度が一定か、フォームのきめ細やかさ、コーヒーを作るスピードのトレーニングを行いました。
自宅で行うクラスとは雰囲気が違うので、生徒さんも最初は少し戸惑っていましたが、クラスが進むにつれ、カフェのエスプレッソマシンにも慣れてきたようで、落ち着いてコーヒーを作れていましたよ。
さすが!私の生徒さん、ことみさんです。笑 飲み込みが早い!この嬉しそうな笑顔!😀
私なりに結構プレッシャー与えてみましたが、彼女は思いの外、冷静で、安定した珈琲が作れていました♪これなら、トライアルでもバッチリかと思います(^^)
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と、思ったら、このクラスの数日後に二件もローカルカフェの仕事を掴んだ彼女!!
立派です!
んも〜先生感動です、いや〜、ほんとに嬉しかったっす♪
こうやって生徒さんが成長する姿を間近で見れるのが私にとってのやりがいにも繋がります。
今後も、更に充実したクラスを行なっていきたいと新しい計画をいそいそと練っております。😆笑
ご興味がある方はお気軽にご連絡くださいね♪一緒に成長できたら光栄ですっ!!(^O^)
ことみさんの珈琲クラスプラン
*自宅マンツーマンクラス x8
*カフェマンツーマンクラス x1
*South of Japan Coffee Classトートバッグのプレゼント付き💗販売もしてます。($20)
注目!
ことみさんの珈琲クラスプラン詳細については、次回の記事で載せていきますので要ご確認!!
この記事が参考になれば嬉しいです。個人的にあなたの状況に合わせてプランを作っていくのでご安心ください。初心者も大歓迎!!回数は個人で決める事ができます。
Big thanks to Miho. xx
Pthotographs by Miho Hariu (Instagram: @i_am_miso_soup)
Midori
クラス内容、予約状況確認はこちらから。
メルボルンでバリスタになる道[三つのコツ編]
バリスタになる大事な三つのコツ。
1 仕事の探し方 2 プロモーション力 3 働く環境作り
メルボルンに行く予定の方や、来たばかりでまずは下調べをしたい方も多いと思います。この記事でそんな方たちのお役に立てれば嬉しいです。現地に長く滞在している方でも、新しく珈琲の世界に携わりたい方、珈琲に興味がある方にも何かの参考になれればと思います。
と、いうことで、上記の三つを詳しく解説していきます。
1 仕事の探し方
オーストラリアではレジュメ(履歴書)を書いていろんなカフェに配り歩いたり、インターネットで募集しているカフェを見つけて応募するのが一般的です。
が、今回私がお勧めしたいのは、オーストラリアでよく使われている求人サイト(gumtree, seek, GO豪メルボルン, 伝言ネット等)に自分自身がバリスタの仕事を探している内容を記事として載せることです。ネット上に記事を上げると一気に多くの人の目に入るので一枚一枚地道に配るより確率も高くなります。
そうすると同じ時期にバリスタを探している雇い主がその記事を見るので、タイミングが合いやすく、仕事が見つかりやすいです。
その際の注意点は、自分自身の条件や状況を詳しく書く事。相手が自分の条件を分かった上で必要かどうか判断をした上で連絡が来るので時間も手間も省け効率的かと思います。
他にも、もし友達や知り合いがいればそこは遠慮なく、人脈を有効活用することもいいと思います。困った時はお互い様な国なので、現地の人は喜んでサポートしてくれますよ。(もちろん人にもよりますが)
ただ、上記でお話しした事はあくまでも前回の記事、"メルボルンでバリスタになる道(3つの要素編)"、でお話しした日常会話程度の英語力、コーヒースキル、熱意、この3つが既に揃った状態が前提です。
もちろん、例外も中にはあります。英語ができてコーヒースキルが足りていない人でも、オールラウンダーから入ってコーヒーの作り方を教えてもらうケースもあります。私がその一人でした。逆もあります。英語かコーヒースキルのどちらかに長けた人はこの業界に入るきっかけが掴みやすいと言えます。
自問自答してみて、その三つの一つでも足りていないようであれば、まずはそちらを日頃から伸ばしていく事がバリスタへの近道ではないでしょうか。
2 プロモーション力
海外で自分自身を売り込む事はこの国ではすごく大事なことです。
オーストラリアは特に人と人とのコミュニケーションを大切にする国です。自分の意見をしっかり持つこと、積極的なこと、自信を持って相手と接するすることが大切です。
レジュメを書く上でも、面接やトライアルを受ける時でもこのコミュニケーション力がある人とない人とでは大きな差が出ます。
せっかくトライアルまでこぎつけたのに、その仕事をゲットするチャンスを逃した、と言う生徒さんもよく見受けます。
そんな生徒さんたちによく言ってるのは、「自信を持って臨んでね。」ということです。「もしたとえ自信が十分になくても、演じたらいい。」と。
それから雇用主に気に入ってもらえるとまたそれも大きなプラス点です。キャラクター重視のこの国では、自分のいいところを前面に押し出すのも上手くいくコツだと言えるでしょう。
仕事が見つかればこっちのもの。あとは努力のみ!応援してます!
3 バリスタに繋がる経験作り
単刀直入に言います。
メルボルンでバリスタとして経験がまだない方は、まずはえり好みせずにとにかくどこかのカフェでバリスタ、(もしくはバリスタ兼違うポジション)で働く事をオススメします。
メルボルンは経験をすごく重視します。まずはメルボルンでのバリスタとしての経験を作る事が先決です。
もし、働きたい理想のカフェがあれば、経験を積んで、それを自分の目標に繋げましょう。
せっかくメルボルンに来たからには、この環境を生かして、珈琲について勉強するのもいいでしょう。色んな焙煎会社が毎週無料で行なっている珈琲カッピング(色んな種類の珈琲をテイスティングして味覚を向上させること)はおすすめです。色んな種類の豆を試せるいい機会です。
他にも色々ありますが、また違う記事で詳しく紹介していきますね。
South of Japan Coffee classはバリスタになりたい方へのマンツーマンレッスンを行っています。ご相談、ご相談、受け付けています。
ご予約、クラスの詳細はこちらから。
メルボルンでバリスタになる道[3つの要素編]
バリスタになる大事な三つの要素。
1 日常会話程度の英語力
2 珈琲スキル
3 バリスタになりたい熱意
上記の三つは、言わずとも想像できるような必要条件だと思います。その三つの要素を詳しく解説していきます。
1 日常会話程度の英語力
オーストラリアでバリスタとして働くという事は、お客さんと会話をし、接客をする状況も出てくるので、最低でも日常会話程度の英語力が必要になってきます。オーナーや、お客さんの言ってる事が理解でき、意思疎通できることは不可欠です。
もし、現段階で英語に自信がないようであれば、事前に語学学校に行くことをオススメします。筆者が利用したのは、マンツーマンのフィリピン留学です。授業料、一日三食の食事、寮が全て込みで費用はたったの月13万円代でした。
オーストラリアでの語学学校は特に費用がかかり、授業効率もフィリピン留学に比べると悪いです。なので私は個人的にあまりオススメしませんが、人によって何を重視するかはそれぞれなので、個人の自由ですね。少しでも何かの参考になったらと思います。
2 珈琲スキル
経験がゼロでバリスタを目指している方から、日本でバリスタの経験があってメルボルンにこられた方、色々なパターンがあると思います。
日本でのバリスタの経験は、仕事を探す上で、もちろん大きなプラス要素になります。ただ、メルボルンのコーヒーは日本と違うレシピのものが多いので、メルボルンのコーヒーを知ることが仕事を掴む近道になると思います。
経験がゼロの方は、コーヒースクールに通う。もしくはカフェやレストランで他のポジションで初めのうちは働いて、オーナーに認められてからコーヒーを習う機会をもらうというのも一つの道です。筆者は、後者でした。(筆者がバリスタの仕事を掴んだ経緯は後日アップする予定です。)
コーヒースクールは一ヶ月以上の長期で行っている学校から、短期の数日コース、一日のみの体験クラスなんてのもあります。バリスタチャンピオンが行なっているクラスもあります。
クラスによって内容も費用も大幅に違うので、じっくり比較した上で判断するのが後々いい結果に繋がるでしょう。
South of Japan Coffee Classで行なっているクラスは、現在二種類です。
自宅マンツーマンクラスと実際のカフェで行う少人数クラスです。どちらのクラスも比較的安価で、回数は自由に個人で決める事ができるので、選択肢が広がります。特にマンツーマンクラスは、筆者が個人的に、一人一人に合った最高のプランを立てています。ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。
3 バリスタになりたい熱意
実はこの要素はなくてはならないポイントだと思ってます。もし中途半端な気持ちであれば、いくら英語力があっても、コーヒースキルがあっても、もし仕事が見つかったとしても長続きしません。それはどんな仕事にも共通する事かもしれませんね。バリスタの場合、一日中エスプレッソマシンに立ち続けてコーヒーを作り続けるような繁忙カフェであれば尚更です。
バリスタの仕事は意外と体力仕事です。英語でのコミュニケーションも求められます。一杯いっぱい美味しいコーヒーを淹れることも求められます。
どれだけコーヒーが好きか、バリスタとして働きたいのかが雇われる大きな要素だと思います。
バリスタの仕事を探す上で、自問自答をしてみるのもいいかもしれませんね。
コーヒークラスのご予約、ご相談はこちらから。
はじめまして。South of Japan Coffee ClassのMidoriです♪
人生初の自分のウェブサイトを立ち上げてワクワクです
まずは、自己紹介から。
メルボルン在住、現役バリスタMidoriの公式ブログ。
19歳で初海外、それから海外の魅力にハマる。20代は旅をする為に生活し、とにかくできるだけ色んな国に、新しい出会いを求め、新しい価値観を得る事にパッションを持って生きる。
実は私、コアな旅人やってました。
東南アジア、ヨーロッパ、中東、オセアニア各国、約30ヶ国をバックパックで渡り歩く。基本一人旅。たまに連れ人。危険な事ももちろんあったけど、持ち前の運で乗り切る。運は人一倍あると思う。旅をする事によって自分自身の価値観を確立し、私自身の幸せのあり方を見出す。